マイホームおやじの住む地方は少し山の方に車で行けば杉や檜の一大産地です。
しかし、産地間の競争や、なにより安い輸入材に押されて国産木材の需要も価格も低迷しています。現在は新興国での木材需要の急な高まりで輸入材の価格が高騰。そのおかげで国産材との価格差が縮まって国産材の需要も価格も少し持ち直してきたと聞きます。
とはいえ、木材産業を取り巻く環境は厳しく、特に山主(山の持ち主)は自分の山の木を何十年も世話をし、伐採・製材してもそのコストに見合った価格で売れないために山のメンテナンスを放棄する山が増え「山が荒れる」ことになります。
荒れた山は下草が充分に生育できないために表土が失われ、チョットした強風で木が倒れてしまう「風倒木」や保水力も充分ではないために土砂崩れや鉄砲水による河川の増水をおこします。
荒れた森林では野生動物を養うだけの生産力がないために、近年では食い詰めた動物たちが里へ下りてきては人間達とのトラブルになっています。
また、本来であれば豊かな山から供給される川の水は多くのミネラルを含み、流れ込む海の生物を育むはずなのですが、表土の流された山々からの水はただの泥水と化し海に養分を供給することはありません。
そして経済的に採算がとれない山の仕事は働き手もなく、山が荒れていくことに拍車をかけ、働き手も山では飯が食えない現状では街へおりざるをえず、山の過疎化が進みます。
「日本の山の材木が使われない」ここから引き起こされた数々の現象は「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、様々な場所で今起きている問題の原因の一つになっています。
その原因は私たち消費者が日本の山の木を使わないからです。目先の安さだけに気を取られて品質の大きく劣る輸入材(高品質の輸入材もありますが)を使い続けてきたその結果が、過疎化や環境破壊にまで及んでいます。
これから家を建てる人の多くが日本の木材、地元の木材を使うことを施工者に要望し続ければこんな現実も変わるかもしれません。たった1件の家がどこの木材を使おうとほとんど影響はないかもしれませんが、これが積み重なればきっと日本の木材にまつわるいろいろな状況が改善されるんじゃないかと思って「地元の木材をたくさん使った家にしたい」と前々から思っているマイホームおやじです。
タイトルのことまでたどり着けませんでしたね。
これを言いたいための前置きがずいぶん長くなってしまいました。
続きは明日です。
(^_^;)
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